少食に慣れる

6月から一日二食生活を始め約5ヶ月が経過。その間、週に1から2日の一日一食デーを設けたり、3日断食に挑戦したりしました。体重は10kg減。体脂肪率も6%減。元々、太っていた訳ではありませんが。少食は効果的面です。
 
一日二食以下はお勧めしたいのですが、食欲が優ってしまい、痩せたいと願っている人でも踏み切れない人は多いようです。いきなり食事回数を減らすには勇気が要りますが、どのように食生活を改善したら良いかヒントをまとめます。
 
まずは、酒量を減らす。休肝日を設ける。休肝日を増やす。慣れたら飲酒を断つ。お酒は「百薬の長」と言われていたり、「ワインにはポリフェノールが含まれていて適量であれば健康が増進する」と言ったりする人もいますが、アルコールが健康にいい訳ないです。お酒が飲みたいがための免罪符と思います。飲酒が習慣化するキッカケは、憂さ晴らしであったり、現実逃避であったりします。しかしながら、これが依存症化する危険性を含んでいます。喫煙やギャンブルや薬物のように。果は、消化器官を患い、医師から「お酒を控えるよう」言われたという例を良く耳にします。そうならない前に飲酒の危険性に気付いて欲しいです。一例ですが、休肝日の翌日は「体が軽い」って感覚を持ったことはありませんか。この感覚を大事にして酒量を減らしていったらいかがでしょう。
 
一口30回以上咀嚼。良く噛んだ方が体に良いのは分かっているが、出来ない。どうしても早食いになってしまう。一口30咀嚼にチャレンジしたが、焦ったい、顎が疲れる、と早食いに戻ってしまう。これも慣れかな。良く噛むのに慣れれば噛まないで嚥下するのが苦痛になります。また、社会的な要因もあります。周りが食べるのが早いのでつられてしまう。誰かと食事をしていて、他の人が食事が終わっているのに自分だけ食べ続けるのはバツが悪い。他人の目を気にしない大胆さが必要かも知れませんが、ここは唯我独尊で行って欲しいです。ゆっくり食事する人が増えれば、食べるのが遅い人が肩身の狭い思いをしない世の中になっていきますから。
 
夜の8時以降は食べない。就寝前2時間前に食事を済ませる。就寝時に胃に未消化の食物があると脂肪に変わると言われます。確かに、満腹になると眠気が誘発されます。エネルギーが消化に使われるため消化器官以外の臓器に十分な栄養が回せないからです。お腹が一杯でないと眠れないという人はお茶や水で紛らわせるのも一つの方法です。また、仕事で帰宅が遅い人はどうしても食事が遅くならざるを得ません。コロナでリモートワークが進んでいるようですが、食住接近のライフスタイルを検討しては。配置転換や異動や転職もその対策の一つなので、慎重に検討する必要がありますが。。。または、残業中に食事をしてしまうとか。工夫の余地はありそうです。
 
ベジタリアン日を設ける。一気にベジタリアンやビーガンを目指すのはハードルが高いです。そこで週に一日二日、ベジタリアンデーわ設けては。ポールマッカトニーは「Meatless Monday」(月曜は肉を食べない)を提唱しています。良く医師が「筋力を落とさないためにも肉を適量だべましょう」とか、「牛乳を摂取してカルシウムを補いましょう」とかのコメントするのを聞きますが、一方で、牛肉や豚肉に含まれる発がん性物質についてのとか、牛乳の毒性についてのとかの医学論文も発表されているのです。どちらが正しいかは個人の判断に委ねますが、私は後者を支持します。また、調理された肉の臭いに食欲がそそられる人も多いでしょう。ベジタリアンの私にとってはこの匂いは不快です。焼肉屋ハンバーガーチェーンの前を通るのは苦痛です。肉食が辞められないのは、お酒が断てないのと同様、中毒なのかも知れません。
 
9月に行った3日間断食の効果が素晴らしく、再度挑戦しました。断食中は辛い時(空腹ではなく好転反応)もありますが、断食後は頭も冴えますし、身体も軽く感じます。ただ、着るものがブカブカになるので困ってます。気になってウェストを測ったら、64cmでした。これ以上、痩せたくは無いですが、小食生活は快適です。