グルテンフリー

4月の中旬からグルテンフリーダイエットに取り組んでいます。実際は幅広く様々な食品に使われていますので、完全なグルテンフリーは難しいです。行っているのは、パン、パスタ、ピザ、カレーのナンやうどんなどのの主食を食べるのを控えることです。

 

なぜグルテンフリーに取り組んでいるかと言いますと、その効果を周りの人に説明しようと思っているからです。小麦の摂取を控えてアレルギーの症状が改善した事例を多く聞いています。特に日本では春に花粉症で苦しむ人は多く、私のヨガの生徒さんにも花粉症の人は多いです。私自身は花粉症に罹っていませんが、小麦断ちでどのような身体的な変化が訪れるか期待しているところです。

 

では、なぜグルテンフリーがアレルギーの症状を改善するのでしょうか。小麦と水を混ぜると粘り気が出ますが、これは小麦に含まれるグリアジンとグルテニンというたんぱく質が寄与しています。小麦を捏ねる料理をするとボウルなどに粘りついた小麦を綺麗にするのにたくさんの水を使わなければならなかったり一苦労だったりした経験のある人は多いと思います。同様な状況が腸の中で起きていのは想像に難くありません。粘り気のある小麦が腸壁の内側に媚びる着くとその他の栄養素が腸壁を通って体内に吸収されるのを阻害します。そして、腸内から炎症が始まり体内へと広がります。自己免疫疾患です。

 

多くの専門家が小麦の毒性に警鐘を鳴らし本を上梓しています。「いつものパンがあなたを殺す」「長生きしたけりゃパンは食べるな」「パンと牛乳はいますぐやめなさい」と、衝撃的なタイトルが続きます。

(今回は牛乳の毒性については書きません。)とりわけ、ノバク ジョコビッチの「生まれ変わる食事」が最も耳目を集めます。ジョコビッチ自身明言していますが「グルテンフリーのお陰でテニスランキング一位になれた」とのことです。

 

さて、私が緩グルテンフリーを始めて3週間が経ちました。次の様な変化がありました。私は左の鼻が詰まりやすいのですが、左右の鼻の通りが均等に近づきました。特に寝ていると左鼻が詰まります。これがグルテンフリーと関係しているか分かりませんが、快調です。

 

小麦断ちを始めたことで困ったことがありまして、ベジタリアンの私にとってグルテンフリーを追加すると食べる選択肢が極端に狭まることです。ベジタリアン対応のレストランや食堂は限られています。日本では顕著です。その様な状況ですので、イタリアンやうどん屋は救世主なのです。しかし、ペペロンチーノやジェノベーゼやうどんや野菜の天ぷらは食べられません。そこで、週に一回程度なら寿司を食べても良いルールとしました。正直、先日食べました。良心の呵責はありますが、おいしかったです。

 

この様に柔軟な対応でグルテンフリーも続けてい行こうと思います。

「パン好きだし、イタリア料理も好きだし、うどんも食べたいし。。。小麦断ち無理」というあなた、一度、挑戦してみて下さいませ。一週間、二週間と続けるうちに、「あれ、体調良い、小麦無くても大丈夫かも。」と思えてくるかも知れません。