「ライフスパン老いなき世界」(デビッド.シンクレア著)を読んで

ライフスパン老いなき世界」は、長寿について書かれた本です。2018年の発売当時話題になりましたので、覚えている方も多いと思います。私も読みました。著者のデビッド・シンクレア博士は、ユダヤ系オーストラリア人でハバード大学で老化について研究しています。氏は「老化は病気である」とし、100年から120年を生き抜くための戦略を展開しています。その論旨は、昔から言われている、小食や適度な運動などの節制がにいかに寄与するかを軸として、最新科学の側面から説明づけをしています。最近、読み返しました。

 

その概要には同意します。しかし、気になる記述に気になりました。

「人生や人類を脅かすのは細菌かも知れない。」

マイクロソフトビル・ゲイツも警鐘を鳴らしいてる。」

「細菌対策としてワクチンは極めて有効である。」

「ワクチンの有効性に疑問を持つ人は相変わらず多く、ワクチン開発に十分な資金が供給されていない。」

同著が書かれたのは2018年でコロナ騒動の直前です。あたかも今回の事象を予言していたかのようです。一般的には、今回のコロナウイルスは中国の武漢が発信源とされていますが、アメリカが関わっていたのではないかとの疑念も晴れていません。米国食品医薬局(FDA)のファウチ博士の疑惑のメールがワシントンホストにスクープされています。まさか、陰謀? 

 

もう一つ気になる同著の記述。「細菌が”がん”の要因の可能性がある。」

2019年に英医学誌のネイチャーに、ニューヨーク大学ミュラー教授らによる「膵臓癌に腸内真菌の可能性」との論文博士の論文が掲載されました。同論文が発表される数十年も前にイタリア人医師のシモンチーニ博士は、”がん”の要因はカビであるとし、患部に重曹を点滴する治療を行なっいます。治癒率は実に96%。

 

シンクレア博士は「」真菌が癌治療に効果があると確信していると思います。しかし、口が裂けても断言できない。彼はユダヤ人でハバード大学に属しています。癌の原因はカビだと知れ渡れば、抗がん剤は売れなくなります。スポンサーの意に背くことは出来ない、しかし科学者として嘘は付けない。