家の片付け

新型コロナウィルス感染拡大防止のため、政府は不要不急の外出を自粛するよう求めています。外国と違い日本には法的強制力はありませんので、外出したとしても罰則はありません。しかし、店はほとんど閉じているので、多くの人は家にいます。

 

多くの人は自粛で疲れていることでしょう。テレビもありますが、テレビ局自体も番組を作れません。仕事で外出せざるをおえない人も2メートル以上、人と離れなければなりません。劇場や映画館も閉鎖です。テレビ局は、再放送かコロナ関連のニュースを放送していますが、ニュースは不安を煽っているようで観たくないです。

 

で、おすすめの家での過ごし方ですが、断捨離はいかがでしょうか。私も、先月、断捨離しました。銀行や保険や昔の領収書など引き出しを占領し尽くし机や棚に積み上がっていたのをシュレッダーしました。チラシとか家電製品の取扱説明書とかその空き箱とか、デバートの袋とか、かつては必要だと思っていましたが、よーく考えてみると「場所を取るだけじゃない」という物も捨てました。ごみ袋にして5袋くらいありました。すっきりしました。別段、家が散らかっている訳ではありませんが、結構な量になりました。

 

しかしながら、断捨離は実際のところ難しいのでしょう。断捨離という言葉が出てきて10年は経つと思いまが、相変わらずテレビで断捨離特集や関連本は出ているので、やろうと思っていても中々出来ないのが実情ではないでしょうか。テレビの街頭インタビューした人に家を紹介してもらう番組では、多くの家が散らかっています。何が障害なのでしょうか。思うに家族が断捨離に協力的でないのがその要因と考えられます。家族が居間に散らかしたものを勝手に捨てれば家族は怒るかもしれませんし、その都度、確認を取っていたのでははかどりません。家を綺麗にするのは良いことなのに家族から疎まれればやる気を失います。または、物を捨てる点において家族間で温度差があるのだと思います。新しいものをかったら古いものを捨てればちらかないのでしょうが、いつか使うことがあるだろうと思い捨てられずにいます。その「いつか」は永遠にやって来ないのですが。特に、私の親世代はなかなか捨てられません。戦後の極端に物資が無かった時代に育ったため、捨てることに罪悪感を感じるのでしょう。

 

もう一つの理由として、捨てる前にその物を懐かしく思い時間がかかってしまうことがあげられます。断捨離の頻度を上げていけば、思い出に浸る度合いも減ってくるでしょう。私はかつては10年取っておきましたが、5年となり、3年になり、1年になりました。

 

しかし、ご家族の抵抗にあったとしても、めげないでください。一気に捨てようとすると家族の抵抗は大きいです。頻繁に物を減らしていけば良いです。すっきりとした部屋にご家族も居心地の良さを感じるはずです