新型コロナウィルスにより、子供も、大人も不要不急の外出を自粛するよう要請されていました。一方、コロナウィルスの自粛中に「これ要らないんじゃない」というものが顕在化しています。例えば、通勤! ITのお陰でかなりのデスクワークが家で出来るようになりました。役所や銀行などでは、取り扱う情報を厳重に管理しなければならないのでテレワークは難しいでしょうが、労使双方にとって、通勤にかかる負担を考えるとコロナ自粛後もテレワークが定着すると思います。
私が最も要らないと思いうのは、テレビ。コロナ以前から不要と思っていましたが、ますます要らない。テレビだけでなく、新聞や他のメディアは物事の負の側面にスポットを当て、人々の不安を煽る傾向があります。言い換えれば、不安を煽れば煽るほど世間の耳目を集めるのです。ノストラダムスの大予言を思い出せば、知識層がいかに不安を煽ってきたかが分かります。ノストラダムスは16世紀に生きた人物です。1970年代から80年代にかけてメディアは「約40年で石油は枯渇する」と喧伝し、今は、二酸化炭素を地球温暖化の犯人にしたたています。怪しい。
そんなメディアにとって新型コロナウィルスは負の側面を見つける格好の逸材。テレビでの意見はこんな感じ:
「感染者は減っているが、決して油断してはいけない。」-(いつまで自粛しなければいけないの?)
「自粛で経済が冷え込んでいる。しかし、人々に緊急経済支援をすると財政が逼迫する!」-(経済苦で自殺者が増えなければ良いが。。。経済と命どちらが大事!)
「多くの陽性者が潜んでいる。検査態勢の強化が必要だ。」
「症状が出ているのに病院が診てくれない。」
「ウィルスが自己変化している。ワクチンの開発が追いつかない。」
「すでに医療崩壊は起きている。」
これでもかというぐらいに不安を煽ります。楽天的な意見はないのでしょうか。例えば。。。
「人類はこれまで幾多の伝染病を克服してきた。今回のウィルスも克服できるはず。必要以上に心配しても仕方ない。」
新聞はここ10年買っていません。インターネットでニュースは読めますので別段不便は感じません。テレビについては中々捨てられずにいます。バラエティ番組は好きな物もありまかが、ニュースやワイドショーは極力見ないようようにしていますが、他の家族がテレビをつけていと、テレビの悲観論に感染する恐れがあります。
テレビと決別できれば、NHKの受信料を払わなくてもいいのにと思うのです。