新型コロナ

日本で新型コロナの感染が再拡大しています。他国と比べて少ないものの、一日の感染者は4から5万人。昨年の末は数十名でした。政府は感染の拡大している県に「まん延防止法」を適用し、市民に対して不要不急の外出を控え、事業者に対しては夜間営業の自粛や客と客の間隔を開けるなどの感染予防対策をる再度要請しています。規則を破ったとしても罰金は課せられませんが。。

 

今回の感染再拡大は、沖縄県山口県から始まりました。両県に共通するのは米海兵隊の基地があることです。日米安保条約上、来日する米兵の抗体検査を日本政府が行うことはできません。また、政府やマスコミも米国への配慮からこの点をクローズアップはしません。

 

一般的に新種のウィルスであっても時間が進むにつれ弱毒化する傾向にありまウィルスにとっても、宿主を殺してしまえば、後世に命を継ぐことができません。日に5万人の陽性者であっても重傷者は十数名です。新型コロナは未だ感染症の2類に分類されているため、感染患者を隔離したり、接触者を特定して抗体検査をするなど特別な医療行為が必要になります。このため、医療施設が逼迫し他の患者の手当にまわせなると危惧されています。新型コロナをインフルエンザと5類に分類すべきとの声が上がっていますが、政府には変更する意向は見受けられません。

 

その中での再度の自粛要請です。国民には響くのでしょうか。

 

さて、テニスのノバクジョコビッチ選手が、新型コロナウィルスに対するワクチンを摂取していないとしてオーストラリアへの入国を拒否され、全豪テニスオープンに出場出来ない事態が起きました。ジョコビッチ選手は隔離部屋が不衛生だったとしてオーストラリア政府に対して5億円の損害賠償訴訟する構えとのこと。この件につき、ネット民から数千のジョコビッチ批判のコメントが書き込まれています。「傲慢だ!」「有名選手でも規則は守らなきゃ。」「海外に出るには摂取しなきゃ。」。。。行間には強すぎるジョコビッチへの溜飲を下げた感が滲みます。ジョコビッチと言えば「グルテンフリー」でも有名です。彼自身、小麦を食べなくなったことでナンバーワンプレーヤーになれたと公言しています。身体に取り入れる物については超敏感なのでしょう。彼はワクチンに反対、ワクチン義務化には反対なのではと思うのです。メディアはワクチンの危険性を封殺して、コロナを封じ込めるにはワクチンしかなく、さも反対するのはわがままであるような印象を受けるような報道をしているように感じるのです。ネット民はまんまと借り出されました。

 

ところで、本当にワクチンは有効なのでしょうか。日本では大多数の人がその様に思っていて、3回目の接種を希望する声もも多いです。一方で、今回のワクチンについては、開発期間が短すぎて十分な治験ができていないとの警鐘も聴かれます。2回接種した人でも感染した人は少なくありません。

 

思想家で医師でヨガも修めた中村天風さん。60年前に摂取が義務化されていた種痘を、罰金を払ってでも拒み続けていました。天風さんは多くの書籍を残していますが、京セラの稲盛和夫さんや大谷翔平選手に愛読されています。