ベジタリアンの勧め

ロシアのウクライナ侵攻により、食糧危機が懸念されています。穀倉地帯である両国からの小麦などの輸入が滞れば、食料自給率の低い日本などはひとたまりもありません。この危機に対処するために、私は小麦の摂取を控えることを提唱しておりますが、加えてこの機会にベジタリアンになることをお勧めいたします。こんなことを言うと、パンや麺類や揚げ物を食べる楽しみを奪っておいて、さらに肉を食べるなと。。。。生きている意味があるのかという声が聞こえてきそうです。しかしながら、健康でありたいならベジタリアングルテンフリーです。

 

まず、畜産や酪農では家畜の飼料を栽培するために農地が必要ため、野菜や穀物の栽培に比べ倍のコストがかかります。牧草地や牛舎や鶏舎を畑に転換すれば、より多くの食糧が生産できます。

 

さらに、コスト削減のため牛舎や鶏舎はすし詰め状態です。常に感染症のリスクと隣り合わせです。感染症が蔓延すれば牛や豚や鷄は殺処分されます。また、感染症対策として餌に抗生物質が混ぜられます。

 

さらに、さらに、ハムやソーセージやサラミなどの加工肉には発色を良くするために亜硝酸塩が添加されており、食べるとガンの発症リスクが上昇します。

 

肉は野菜に比べてコストがかかるのは当然なのですが、その肉をできれば経済的に楽しみたいという欲求があるのでしょう。狭い牛舎にこれでもかというくらい押し込めたり、危険な抗生物質や添加物を使って価格を抑えて生産している。我々はそれを疑わずに食べている。気にはしているがお肉の味には負けているのでしょうか。野菜にも農薬の問題はありますが、畜産の闇は深いのが私の印象です。

 

食糧危機など起こって欲しくはありませんが、この危機を食べ物を考える契機としていただきたいと思います。

 

さて、日本はロシアへの経済制裁を続けています。ロシアのウクライナ侵攻直後はドイツをはじめとするEU諸国は経済制裁を加えていました。しかし、背に腹は変えられません。天然ガスの確保のため、制裁緩和に舵を切り替えていますよ。日本はいつ緩和に舵を切るのでしょうか。物価は上昇しています。そのような中、大手メディアの報道では、岸田内閣の支持率は60%台を保っています。本当?!ロシアへの断固とした姿勢が高評価なのだとか。。。7月10日に国政選挙が実施されますが、内閣は国産民の付託を取り付けるのでしょうか。