運動時間の確保の仕方

運動は健康に良い。特に、歩く、走る(ジョギング)、泳ぐ、自転車を漕ぐなどの有酸素運動をすると体脂肪を減らす効果がある。速く歩いたり泳ぐ必要はない。毎日1時間歩くと効果が持続する。多くの医師やフィットネストレーナーが、ネット動画で解説しています。私の経験でも、ある程度歩いた後は、殆ど歩かなかった日と比べて、体脂肪率が0.5から1%低くなります。お遍路で一週間以上も歩いた後は、もっと低くなります。わかってはいるが、なかなか歩く時間を確保できない。そのような人は少なくないようです。

 

では、どのように確保したら良いでしょう? 犬を飼っている人は犬との散歩が習慣ついてるでしょう。しかし、全ての人が犬を飼っているわけではありません。私が行っているのは、自転車の代わりに歩く、車の代わりに自転車に乗る、です。具体的には、距離が5キロ程度なら歩く、30キロ未満なら自転車に乗ります。歩いて買い物に行く、一駅や二駅の移動なら歩く、電車で5駅程度なら自転車に乗る、です。雨の日や荷物の多い時は車を使いますが。

 

さて、車は時間短縮につながるのでしょうか? 検証しましょう。車は乗るまでの準備やメンテナンスに手間がかかったります。ガソリンを給油する、油脂類は定期的な交換が必要、汚れたら洗車するなどなど。車を頻繁に使えば手間もそれだけ増えます。ガソリン代もかかります。また、赤信号では停車しなければなりません。前の車の後ろに停車するしかありません。歩きや自転車では、歩道や路肩を通り抜け信号手前まで進めます。車の侵入できない道も通れます。街中の移動では、車でもだろうと自転車だろうと徒歩だろうと、五十歩百歩です。

 

また、買い物をすると帰りの荷物が多いので歩くのは無理という人も多いでしょう。提案です。買い物に行く頻度を増やしたらどうでしょう。一週間まとめて食材を買う家庭は、大きい食品棚や冷蔵庫が必要ですし、奥に置いた食材の賞味期限が切れる危険性も減ります。

 

水泳について、あまりお勧めしません。水泳は全身運動で水の中で運動するため体への反動が少なく怪我の危険性が少ないと言われてます。しかしながら、水泳をするのはプールです。衛生上、塩素消毒しています。そのせいで、泳いだ後、髪がキシキシしたり、肌がツッパたりします。

 

このように歩いたり自転車に乗ったりしていると、車に乗る機会は減ります。皮肉なことに、バッテリーが上がらないようにエンジンをかけることもしばしばです。