情報の信憑性

産業革命以来、二酸化炭素の排出量が増し、地球の温暖化が進んでいます。中国やインドなどの人口の多い国での経済発展に伴い、温暖化は加速度的に進んでいます。実際、ツバルなどの海洋の島国が海に浸食されているのを目の当たりにすると地球温暖化を危惧してしまいます。世論の趨勢です。一方で、二酸化炭素地球温暖化の要因ではないと主張する科学者や政治家もある一定数います。彼らの主張は、光合成に必要な二酸化炭素が減れば植物が滅亡の危機に瀕すとのもので、地球の歴史を通して今は大気中の二酸化炭素の濃度の低い時代であるとのことです。この意見はあまりテレビや新聞で取り上げられていませんが、ネットや書籍では紹介されていて、アメリカのトランプ大統領やロシアのプーチン大統領はこの意見に立っています。

果たして、どちらの意見が正しいのでしょうか。

 

国連で演説したスエーデンの環境活動少女、グレタさん。日本に「化石賞」を贈った世界の環境団体。パリ議定書に合意しないアメリカやロシアや中国。このような要素を鑑みると、地球環境をめぐり世の中の国に政治的な駆け引きを行っているように思えます。地球温暖化の純粋に科学的な議論から脱線しているように思えます。発展途上国は環境技術を無償か安価で手に入れたい。先進国の二酸化炭素排出量の規制を厳しくして経済発展を妨げたい。といった意図が働いているように見えてなりません。私見ですが、日本も地球温暖化ガス排出協定から早く脱退した方がいいです。しかしながら、新聞やテレビの論調は相変わらず「二酸化炭素削減」一辺倒。

 

このようにテレビや新聞の報道は偏っています。ヨガのコラムですので、健康に関する件。コーヒー。従来から訴えていますがコーヒーはあくまで嗜好品。摂取すると健康を害します。ところが、「コーヒーを飲むと肝臓の疾病リスクが低減する」と題打った健康番組や特集が後を断ちません。医師が番組に登場し「一日、3杯以上コーヒーを飲みましょう。」などと主張しています。一昔前までは、カフェインは身体に良くないだったのに。

 

コーヒー浣腸というガン予防の療法があります。私はこれを15年以上続けています。提唱者のマックスゲルソン先生はコーヒーを大腸に注入することで悪玉菌の殺菌し門脈を通してクロロゲン酸が肝臓に届き胆汁液の産生を促すことを突き止めました。しかし、先生によると、コーヒーを経口摂取した場合は、有毒な胆汁液が小腸を通過する際に再吸収されてしまう危険性があり、コーヒーを飲むのは勧めていません。コーヒーを飲むと肝臓が良くなる効果は限定的でしょう。リスクの方が大きい。

 

また、コーヒー浣腸をインターネットで検索すると、危険と主張する人もいます。素人が浣腸をすること自体危険だとか、コーヒーが小腸まで入る危険があるとか。。。主張する人の中には医師もいるので、こうなってくると何が正しい分からなくなります。そのような中でも、私はゲルソン先生の考えに賛同します。

 

「何事も疑ってかかれ。」学生時代に様々な先生がおっしゃっていました。その方々が巷にあふれる情報を吟味してご自身で判断していたかは分かりません。巷で言われていることは「フェイク」かも知れませんし、メディアの報道は偏向的です。鵜呑みにしてはいけません。今は、インターネットがあるので様々意見を集められやすい時代になりました。ご自身でいろいろな角度からの意見を集めて自分で考えることが重要です。